Hete’s diary

ギターに関するなんか

アセトン転写

しました。

前々からやってみようとは思ってたんですけど、手順がなかなかヘビーそうで敬遠してました。でもやってみたら思いの外そんなに手間には感じませんでした。

しいて挙げるとすれば、腐食液を用意したり処理したりの部分ですかねえ。

でも腐食液は酸化第二鉄液の方は結構持ちがいいので、パックに入れて保管しています。

(使ってみた経験からすると自作腐食液は個人的にはあまりお勧めできないような気がします。)


材料は写真にあるものです。

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コスパがいいので腐食液をクエン酸・食塩・オキシドールを混ぜ合わせて自作していたのですが、腐食中に発生する蒸気(?)を少しでも吸ってしまうと眼球に痛みが生じるので、もう使用しないことにしました。

サンハヤトの酸化第二鉄液の方がある程度繰り返し使用できるのもありおすすめです。(手に色はつくけど!)
廃液にも気をつけてくださいね。環境破壊をしないように!廃液処理等は検索して調べてください、アルミホイルを使います。

 

アセトン転写はやり直しがある程度までは可能なので何回も練習できますよ。
コツとしては…
・基板を400番の紙やすりで傷をつけておく

(スチールウールを使ってる人もいますね)
・コンビニのレーザープリンターでレイアウトをA4いっぱいに印刷しておく。

(やり直しが効くようにPhotoshopでレイアウトを何個もコピペしておきましょう。)

・適切なサイズにカットした基板の上に印刷した用紙を重ねて紙に水分が染み込むまで流水で濡らす

(これがめちゃめちゃ大事です!転写時に印刷紙にインクが戻ろうとする作用を防ぐことができます。)

・アセトン転写が終わったら水をためた容器の中で指の腹を使って紙の部分で擦って、用紙の部分を取り除きます。

・水の中で擦って取りきれなかった用紙部分は次のエッチングに影響するのでちゃんと落とさないとダメです。水の中で取りきれなかった部分は、一度水からあげてクレシアハンドタオル等を当てて用紙の水気をある程度抜きます。(完全に乾かさないでください。)おそらく指でなぞってみて毛羽だった感触が残っている場合は、まだ用紙が付着しているので、水から上げた状態でさらに指の腹でこすり落とします。これで完全にきれいにとれます!

・微妙に印刷面が転写されていない場合はレジストペンで補正します。一度塗りだと腐食液の酸化作用に負けてしまうので、塗る→乾かすを2、3回繰り返して塗膜を厚くしましょう!

 

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自作の腐食液でやってます。換気の良い場所でマスクしていても目が痛くなりました。

 

いろいろ書くと結局問題が多くて面倒に思えますが、上記が僕が経験した問題のソリューションなのでこれだけクリアできれば本当に簡単に作れますよ!

PtoPで配線してハンダ付けするよりは作業がめちゃめちゃスムーズになります。本当におすすめです。(僕ももっと早くやればよかった。)

 

ちなみに僕は2万円くらいのちゃんとした卓上ボール盤を買おうかなと思ってたのですが、ハンドルーターだけで普通にできました!笑

コツが掴めれば穴ずれもなく綺麗に作れますよ。(ハンドドリルとかは時間と労力がかかるのでやめた方がいいです。)

ルーターは秒で穴あけ作業が終わるので横着せずに買いましょう!笑

 

作業が終わったら腐食液を完全に洗い流し、目の細かいやすりで銅箔面の輝きが出るまで削ります。(削り過ぎに注意しましょう。)

そして接点復活剤をかけて終わりです。

 

エッチングが終わった後、腐食液を洗い流しても水気によってすぐに錆び始めるのでなるべく早くにパーツの組み込み・ハンダ付け作業はした方がいいです。

自分はパーツのハンダ付けが終わったら綿棒にアセトンを染み込ませて基板面に残ったハンダ付け作業時のフラックスの除去や脱脂して光沢を出してからまた接点復活剤を軽く拭いいます。導通確認して不具合がなければ、サンハヤトの絶縁コーティングスプレーのハヤコートを拭いて終わりです!

 

楽しいです!