Hete’s diary

ギターに関するなんか

アセトン転写

しました。

前々からやってみようとは思ってたんですけど、手順がなかなかヘビーそうで敬遠してました。でもやってみたら思いの外そんなに手間には感じませんでした。

しいて挙げるとすれば、腐食液を用意したり処理したりの部分ですかねえ。

でも腐食液は酸化第二鉄液の方は結構持ちがいいので、パックに入れて保管しています。

(使ってみた経験からすると自作腐食液は個人的にはあまりお勧めできないような気がします。)


材料は写真にあるものです。

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コスパがいいので腐食液をクエン酸・食塩・オキシドールを混ぜ合わせて自作していたのですが、腐食中に発生する蒸気(?)を少しでも吸ってしまうと眼球に痛みが生じるので、もう使用しないことにしました。

サンハヤトの酸化第二鉄液の方がある程度繰り返し使用できるのもありおすすめです。(手に色はつくけど!)
廃液にも気をつけてくださいね。環境破壊をしないように!廃液処理等は検索して調べてください、アルミホイルを使います。

 

アセトン転写はやり直しがある程度までは可能なので何回も練習できますよ。
コツとしては…
・基板を400番の紙やすりで傷をつけておく

(スチールウールを使ってる人もいますね)
・コンビニのレーザープリンターでレイアウトをA4いっぱいに印刷しておく。

(やり直しが効くようにPhotoshopでレイアウトを何個もコピペしておきましょう。)

・適切なサイズにカットした基板の上に印刷した用紙を重ねて紙に水分が染み込むまで流水で濡らす

(これがめちゃめちゃ大事です!転写時に印刷紙にインクが戻ろうとする作用を防ぐことができます。)

・アセトン転写が終わったら水をためた容器の中で指の腹を使って紙の部分で擦って、用紙の部分を取り除きます。

・水の中で擦って取りきれなかった用紙部分は次のエッチングに影響するのでちゃんと落とさないとダメです。水の中で取りきれなかった部分は、一度水からあげてクレシアハンドタオル等を当てて用紙の水気をある程度抜きます。(完全に乾かさないでください。)おそらく指でなぞってみて毛羽だった感触が残っている場合は、まだ用紙が付着しているので、水から上げた状態でさらに指の腹でこすり落とします。これで完全にきれいにとれます!

・微妙に印刷面が転写されていない場合はレジストペンで補正します。一度塗りだと腐食液の酸化作用に負けてしまうので、塗る→乾かすを2、3回繰り返して塗膜を厚くしましょう!

 

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自作の腐食液でやってます。換気の良い場所でマスクしていても目が痛くなりました。

 

いろいろ書くと結局問題が多くて面倒に思えますが、上記が僕が経験した問題のソリューションなのでこれだけクリアできれば本当に簡単に作れますよ!

PtoPで配線してハンダ付けするよりは作業がめちゃめちゃスムーズになります。本当におすすめです。(僕ももっと早くやればよかった。)

 

ちなみに僕は2万円くらいのちゃんとした卓上ボール盤を買おうかなと思ってたのですが、ハンドルーターだけで普通にできました!笑

コツが掴めれば穴ずれもなく綺麗に作れますよ。(ハンドドリルとかは時間と労力がかかるのでやめた方がいいです。)

ルーターは秒で穴あけ作業が終わるので横着せずに買いましょう!笑

 

作業が終わったら腐食液を完全に洗い流し、目の細かいやすりで銅箔面の輝きが出るまで削ります。(削り過ぎに注意しましょう。)

そして接点復活剤をかけて終わりです。

 

エッチングが終わった後、腐食液を洗い流しても水気によってすぐに錆び始めるのでなるべく早くにパーツの組み込み・ハンダ付け作業はした方がいいです。

自分はパーツのハンダ付けが終わったら綿棒にアセトンを染み込ませて基板面に残ったハンダ付け作業時のフラックスの除去や脱脂して光沢を出してからまた接点復活剤を軽く拭いいます。導通確認して不具合がなければ、サンハヤトの絶縁コーティングスプレーのハヤコートを拭いて終わりです!

 

楽しいです!

 

 

 

 

 

 

 







 

Tchulaを自作してみました

前回購入したLovepedalのTchulaが、これ一個で「いろいろ完結してしまうんじゃないか」ってくらい使いやすいペダルだったので、いっそのこと内部パーツを好きなものにして趣向を凝らしてみようということで自作してみました。

基板上のパーツはGarrettaudioさんから購入しました。

レイアウトはPerf and PCB Effects Layoutsを参考に製作しました。

 

今回いろいろ試したいことがあったのでダイオード等いろいろ取り替えて検証できるような環境が必要だったので、プロトタイプのTchulaを作って納得できるようなパーツの組み合わせを見つけたら次回本組みしていこうかなと思っています。

 

買ったパーツと保管されてた今回使えそうなパーツ

 

・・・ダイオード・・・

STM BAT41

STM BAT42

STM BAT46

不明 1N34A ゲルマニウム

AMS 1N270 ゲルマニウム

BKC 1N270 ゲルマニウム

ITT 1N270 ゲルマニウム

不明 1N4001

ON Semi 1N4148

Fairchild 1N5817

STM 1N5817

Fairchild 1N5818

不明 1N5821

ON Semi SB1100

ちょっと書ききれないくらいあるので有名な部分だけ載せます。

 

・・・トランジスター・・・

Fairchild 2N3904

Motorola 2N3904

Fairchild 2N5088

Central Semi 2N5088

不明 2N7000

 

・・・コンデンサー・・・

・0.1uF

Vishay Sprague 0.1uF

Sprague046T 0.1uF

AVXSA 0.1uF

ARCO 0.1uF

NichiconFW 0.1uF

WIMA MKS2 0.1uF

Arcotronics KEMETR82 0.1uF

 

・0.02(0.022)uF

ARCO 0.02uF

AVXSA SPINGUARD 0.02uF

AVX THOMSONBF Series 0.022uF

AVXSR Series 0.022uF

WIMA FKP2 LP 0.022uF

WIMA MKS2 0.022uF

AEC Ceramic Disc 0.022uF

 

・47uF

Illinois Capacitor CKR 47uF

NichiconES MUSE 47uF

NichiconES MUSE 100uF

NichiconFG(Fine Gold) 47uF

NichiconMW 47uF

 

・100uF

NichiconFG(Fine Gold) 100uF

NichiconFW 100uF

NichiconMW 100uF

RFO107 ELNARFO 100uF

 

・・・抵抗・・・

タクマン電子REX25J "The Pink" 1kΩ

タクマン電子REY25FX 1kΩ

タクマン電子REX25J "The Pink" 330Ω

タクマン電子REY25FX 330Ω

タクマン電子REX25J "The Pink" 3.3kΩ

タクマン電子REY25FX 3.3kΩ

タクマン電子REX25J "The Pink" 47Ω

タクマン電子REY25FX 47Ω

タクマン電子REY25FX 680Ω

 

です。ちなみに線材はBeldenの8503です。ワニ口線もBeldenで作りました。(単線こわい…)

ハンダはオヤイデ電気のSS-47を使用しました。

 

できました。

 

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僕が所有しているオリジナルのTchula Black Manba(写真左のやつです)と比較考量できるようにクローン側である今回製作するホワイトTchuaのレイアウトに準じた適当なパーツをはめ込んで、導通/音出し確認をしてみました。

ロー以外のミドル〜ミドルハイは本家そっくりの出音になりました。ただ、ロー・ローミドルあたりは割と違和感がありまして、オリジナルのBlack Manbaの方はローにワイド感があるというかミッドサイドで何方かと言えばサイドにも重心がある感じがあるんですよね…。クローンの方はローがより硬質でゴワっ!としたモノラルのパワー感があります。笑

多分Tchulaが弾いてて違和感が少ないのはこのローがサイドに広がる感じがあるから(?)の様に感じます。クローンも出音はそっくりなんですがローミドルあたりの元気でカラッとした感じが「あれ?」となりました。オリジナはもう少しダークな印象です。

 

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↑いろいろ取り替えて遊んでる時

右チャンネルのブーストについてです。

今回製作したTchulaはホワイトモデルだったのが原因なのかはわからないですが、ゲルマニウムダイオードを搭載しているBlack Manbaとは微妙なところが違いました。まず、ゲルマニウムダイオードが乗っているTchulaは右チャンネルのドライブを持ち上げていくと自然とファズがミックスされてくるのですが、クローン側はもう少しナチュラルにゲインが混在してくる感触でした。ナチュラルと言ってもフルテン状態まですると流石にクリップ感というかエッジーな感じがありました。

この辺は、おそらくダイオードの属性に左右されるものなので載せ替えすればキャラクター特性が微妙に変わるので面白かったです。載せ替えた結果については後述します。

 

もう一つ疑問点を挙げるとするならば、右chのゲインの大きさに比例してローのある帯域が徐々にスクープされていくのでローに割と損失があるのと、高音域が過剰になる挙動を持つ所です。

これはBlack Manbaとホワイトモデルがどう、とかの問題じゃなく単純にコンデンサか抵抗の値に不一致があるんじゃないかなと懸念してます。

自作系のフォーラムに先駆者の方々がソリューションを投稿していたので真似してみました。

47uFコンデンサーとDPDTスイッチとの間に47Ω-330Ωのいずれかを入れる方法です。

ちなみに330Ωまで高い数値になると、ポットを回した時に極端にゲイン量の変化がなくなってしまうので注意が必要です。繊細にゲイン量を調整したい人はこのへんの抵抗値を厳選するのがいいかな(?)と思います。

自分は47Ωでベースの損失のイシューはある程度改善されましたが、オリジナルの回路だとフル近くまで持ち上げた時のゲイン感がかなり強すぎて、ちょっとあれなのでここの抵抗値も追求してみたいですね。まあ、ノブをマックスまで捻って使うことなんて絶対ないんですけど…。

 

パーツ載せ替え

いろいろパーツを載せ替えてみましたので、備忘録として書いておきます。

 

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コンデンサーは主にギター側でVolを絞ってクリーンにした時の1・2弦あたりのブライトさや、芯の太細というか手元(左手)の弾きやすさ、安心感みたいなのに影響が顕著に現れる感じでした。それと、ローの膨よかさも。

(ローに説得力が出る分、びみょ〜にハイ落ち・音痩せしてしまうコンデンサーとかもあったのでメモしておきます。)

この検証で比較しているコンデンサーの数値自体はほぼ同じものなので、後述の僕の感想はあまり鵜呑みにしすぎないように全体的にほんとびみょ〜〜〜に特性が違う、くらいに思ってください。笑

 

0.1uF

・Vishay Sprague

ピックで強く弾いた時に1・2弦あたりに謎のピークがあり、それ以上は強めのピッキングでも音量が出ないみたいなコンプ感がありました。

ヘッドルームが足りない(?)感じは否めないですが、その分レガートとかのフュージョンプレイには向いてるかもしれないです。

ただ、フロントではちょっとモコっとした出音になったりもしたのでちょっと不安要素はあります。なのでハム向きなんだと思います。

1番マーシャルのプレキシ感が強かったです。コードをじゃ〜んってストロークした時のサスティンがビリビリしてるあの感じです。(うっすらですよ。)

 

・Sprague 046T

ローの膨らみがコンデンサーの中では1番あったのもあり、クリーンにした時の安心感がありました。

ミドルハイもクリーンの時に芯があっていい方です。確かローが膨らむことによるハイの減衰もあまり感じなかった気がします。

 

・AVX SA

クリーンまでボリュームを落としてもまだドライブが残ってる感じがあって個人的にこれは使わないかもと思います。

うっすら歪んでいる分、クリーンが細くなる感じがありました。

ドライブ向きなのかなと思ったのですが、ドライブトーンの時も割と他のコンデンサーと遜色ない感じでした。

 

・ARCO

フロント向きで、ギター側のVolフルの状態のドライブでは、音に丸みと艶がありました。ハイ強めのドライブです。

(Garrett Audioさんのページではたしかハム向きと書いてあったのですが、どちらかというとVishay Spregueの方がハム向きのように思えました。)

ギター側のVol調整でちゃんとクリーンになってくれます。1・2弦のパワー感が他のコンデンサーの比較して強めでした。

Vishay Spragueと似たようなマーシャルサウンドです。ローも大きめですが、046T程ではなかったです。

なんというかバランスの取れた出音でした。

 

・Nichicon FW

やるのわすれちゃった。(すみません。)

 

・WIMA MKS2

かなり良いです!

ドライブにした際のビリビリっとしたプレキシ/ファズ感少なめなのもあって扱いやすいです。

ローも許容範囲量は出ていますので(046Tほどではないですが)クリーンにした時の安心感が他のコンデンサーと比較した中ではかなりありました。

いい意味で全体的にフラットな印象でした。

 

・Arcotronics KEMETR82

ミドルハイに重心がある感じです。弾いてるうちにじわじわ良く思えてきました。ローも申し分ないくらいは出ています。

コンデンサーの比較している中でこれだけギター側のトーンをびみょ〜に下げました。それくらいハイが出てます。

プレキシのザリザリ感強めですが、嫌な感じのドライブではないです!

(メモを見返したら、これいいよ!と書いてありました。笑)

 

・0.02(0.022)uF

・ARCO

ローが他より出てる方に思います。ただその分びみょ〜〜にハイが奥まってしまっている(痩せてはないです)傾向もありましたが、個人的には好きなタイプでした。ローが厚いのが理由かわかりませんが全部の弦にそこそこ芯があるのでコードトーンベースのアルペジオフレーズとかでも安心感あります。

 

・AVX SA SPINGUARD

ピッキングした時の発音のくっきりしたクリアさがありました。パワー感もあります。ヘッドルームに余裕があるみたいですね。

良い方なんですがMKS2よりロー出てないように感じました。

 

・AVX THOMSONBF Series

ハイが痩せ気味でローミドルに重心があって偏っています。1・2弦のクリーンが頼りない感じが否めなかったです。

ただ、メモにドライブトーンはかなり良いと書いてありますので、手元でクリーンを作らないドライブ向きなんだと思います。笑

 

・AVX SR Series

ローが太くて、MKS2と似たキャラクター特性がありました。ハイに芯もあって好きでした。この辺の挙動はARCOと似てますね。

自分のメモに1・2弦のクリーンのフレージングに安心感があると書かれてました。

プレキシ感弱めです。良いです!

 

・WIMA FKP2 LP

いい意味であまり特徴がないです。クリーンでは1番安心感がありました。ローも大きめです。

ハイに芯がある、というよりは全体的にローが付いてくる感じです。

 

・WIMA MKS2

1〜6弦までフラットです。手元でボリュームフルにした時のドライブトーンもすっきりしていて、マーシャルプレキシ感も控えめで使いやすいです。かなり良いです。

 

・AEC Ceramic Disc

音出ませんでした!

 

 

めんどくさくなりました、以上です!

なんか暇になったら加筆していきます。

 

 

エフェクターボードについて

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2年前くらいに地元であったジャズキャンプ合宿にあわせて割とぱぱっと集めて組んだエフェクターボードをずっと使っています。
フルアコで使ってたのでドライブ系のペダルはありませんが、最近テレを買ったので、それに合わせてJetter Gearあたりの気になっているドライブペダルを入れてみたいなと思っています。あと入れるとしたらバッファを入れたいです。

 

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エフェクターのルーティングとしてはこんな感じです。

インプット


Super Octave OC-3
↓ギターの出力↓ベースの出力
↓                     ↓
↓    Tone Hammer
↓                     ↓
↓                     ↓
Lagoon Soundミキサー
    ↓
    ↓
Plus Pedal


El Capistan


Trinity


Ditto


アウトプット

みたいになってます。
では最初から説明しますね。

 

Boss Super Octave OC-3


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このペダルはオクターバーです。
オクターバーなのですが、ポリフォニックの信号に対応してるものになります。レンジのつまみを調節すると、オクターブがかかる帯域を選べるということですね!ほんとすごいです。
例えば僕の場合は、フルアコの低域(5、6弦)にだけオクターバーをかけて、ソロギターを練習するときに使ったりしています。ベースのカウンターラインとかがかっこよくなります。
ヘクセルマンがこのペダルを使っていて、たしかベースとギターの信号をアンプを2台使って出力を分けていた気がします。
1から4弦はオクターバーの影響を受けずに出力できます。(とはいえ、全体の音が若干音が丸くなったりする感じは否めないです。)

ギター同士のデュオセッションとかでも使えるのかもしれませんが、戦犯になりかねないので怖いのでまだちゃんとは試してないです。笑
ちなみに最近(?)OC-5という上位互換のモデルが発売されたみたいですね。トラッキングの改善と低音を認識してくれるシステムが搭載されたみたいです。いずれ買い替えてみるかもしれないのですが、今の状態に満足してるためまだわからないです。

自分のパラメータは右端のつまみをポリフォニックに設定した上でレンジを10-11時くらいに合わせています。ここはやる曲によって音域の塩梅を調整する感じです。Oct 1レベルとダイレクトレベルは両方ともフルで使ってます。(これってどうなんですかね?正しい使い方なのかわからない...。)

OC-3を通った信号を直接次のペダルに送っても良いのですが、自分はベース音にプリアンプを通してイコライジングしたかったので、ベースとギターの信号を分割して別々に処理しています。

 

Aguilar Tone Hammer

 

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これは本来ベースのプリアンプなのですが、家にあったのでどうせなら使おうと思ってベースの信号に色付けしてるって感じです。フルアコでOC-3を通すと、うっすらドライブがかかったようにビリついて尚且つ輪郭のハッキリした音抜けきつめのベース音になるのですが、Tone Hammerを通すとぎらぎらしたハイプレゼンスが落とされて艶が出てローミッドが軸のあるトーンになります。いい意味でAguilarのキャラクターが上に乗る感じですかね...。サンズのようにガラッと雰囲気が変わるペダルではないです。
ミドルの帯域のキャラクターとレベルを細かく調整できるのがポイント高いです。
AGS(Adaptive Gain Shaping circuitry)スイッチはビンテージライクになるみたいですが、あまり追い込んで音作りはしてないですね...。ゲインを微妙〜に上げると多少ゴリっとした成分を含むサウンドを作れます。(いい感じのジャズベサウンドになるのですが上げすぎてしまいがちなので注意してます。)
OC-3から入力されたレベル量とTHから出力されるレベルがだいたい同じ程度になるように抑えて作ります。

 

Lagoon  Sound(ミキサー)

 

画像はないです。笑

ミキサーです。THから出力されたベースの音とOC-3から出力された原音(ほぼ)のギターの音を一つにまとめます。
多少は音質が変わってしまうのでその兼ね合いを考えながらミキサーレベルを調整しています。
このミキサーは若干癖があって、2in1outの時はベース側のつまみが12時の方向に合わせた時が一番音量が出ている気がします。12時から5時の方向に回していくにつれて徐々に音が減退(というか奥まっていく)していきます。1in1outの時は正常に動作するので、二つの音をミックスするという機能上では仕方ないのかもしれないです。
自分はベースの方のつまみは1時方向にセットして、ギターの方のつまみはフルの5時にセットして使っています。

 

Gamechanger Audio PLUS Pedal

 

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これは音をリアルタイムでキャプチャする機能によって音をサスティンさせるためのペダルです。ピアノのダンパーペダルを想像してもらったら...ほんとあんな感じです。TCからもフリーズ/ホールド系のペダルがリリースされていましたね。
これは波形のクロスポイントに対して綺麗にフェードをかけてくれる感じで音の繋ぎ目に違和感ないです。フェードインやディケイタイムも調整できます。シグナルチェーンの最初の方に置くのがいいと思います。

すごく見た目が良くて直感的に扱いやすいように見えるのですが、僕はこのペダルは結構使い慣れない所があるんですよね...
それはダンパー部分を踏み込んだ時のエフェクトの応答速度がよくわからない所です。エフェクトがかかるタイミングがギターのシグナルのアタックとペダルを踏み込む間の時間で決定する所に違和感がある感じです。

ピアノのダンパーペダルは打鍵と"同時"にペダルを踏んだ瞬間からきれいにサスティンが伸びますよね、このペダルはそれができないんです。
ギターのストロークと同時にペダルを踏み込むとファミコンがバグった時みたいなタイムの短いトラックがループしてる感じの聞こえ方になってしまいます。(しかもなんかローファイ)
うーん...伝え辛いですね。
とにかくギターの音が出る瞬間に同時にペダルを踏むことは禁忌って感じです。サスティンを伸ばしたい時はストロークの音が出てきってから少し間を開けてダンパーペダルを踏み込むって感じですね。早すぎても遅すぎてもダメです。
それがどれだけの間を置くべきなのかって言う変なプレッシャーが演奏中に脳内メモリを使うのでストレスなんです。。
もしかしたらTCのフリーズとかに変えるかもしれないですがダンパーがあるのとつまみで色々と調節できて楽しいので今も使ってます。笑
ペダルを軽く踏み込むとLEDランプのインジケータもうっすら点灯して視覚的にどれだけのエフェクト量が加わっているかもわかりやすいです。音色も音量もペダルを踏み込む加減によって、表現の幅が広がるのもいいですね。いつかフリーズと比較してみたいです。

 

Strymon El Capistan

 

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言わずと知れたテープディレイです。
マイクプリとかを通ったときに発生するサチュレーション効果があるように感じます。オン/オフで若干倍音が加わってるような自然な飽和感があるアナログの感じ(?)がします。残響するディレイにデジタル特有の嫌味がないです。
テープの調整不良の周波数帯域を調整できるテープエイジのつまみは結構上げめにしています。古いテープは劣化によって高域の尖りが抑制されて丸みのある音になるのですがその効果に準拠しているみたいですね。

El Capistanには3種類のテープヘッドの位置を設定できるのですが、自分の場合はヘッド位置を固定して使用しています。タイムコントロールでテープのスピードを調節できるモードです。
タップテンポで4分音符を設定できるCモードで使ってます。
マルチヘッドモードとシングルヘッドモードは使ってません。(どういう作用になるのかよく分かってません。)
シングル/Cモードで使うとルーパーの機能も搭載されているみたいですね。(録音時間は10-20秒くらいなので注意が必要です。)

このペダルにはワウ/フラッターのノブがあるのですが、ここが個人的には一番ミソな所だと思います。テープの動きによるモジュレーション効果(というか微妙なピッチの高低差)を調節できます。
これはテープスピードにも影響しているみたいです。テープスピードが遅いと揺れが大きくなるみたいですね。

ちなみにこのエフェクターは隠し設定があるのを知ってますか?(これを持ってる人なら絶対知ってる)
Tap/Bypassを同時押しし続けている間、つまみのファンクションが変化してテープの摩擦とシワ、バイアスなどを調整できる項目やスプリングリバーブを加えられるような動きになります。
めちゃくちゃいいペダルです。Lage Lundも使ってましたね!てか残響したディレイのピッチが不規則に動く感じ、出音がLage Lundになりますよねこのペダル...。笑

 

TC ELECTRONIC T2 Reverb

 

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バーブペダルです。最近はQuilter 101 Reverbについてるリバーブを使うようになってしまって、あんまり出番はなくなってしまいました。
10種類くらいのリバーブプリセットが入っています。これもTCのTone Print機能が使える個体みたいですが、自分はまだ試してないです...。地味にアーリーリフレクションセレクターがついてます。

 

TC ELECTRONIC Ditto Looper

 

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みんな大好きDittoです。ルーパーペダルですね!一人練習の時の見えざる友達です。ループの上限は5分で無駄な機能もなく直感的に使えてとても良いです。リドゥ/アンドゥにも対応しています。エフェクターボードの一番最後に入れるのが賢明かなと思います。スイッチキャップを被せたら操作性が上がっておすすめです。ちなみにこのミニサイズのDittoは他のDittoに搭載されているようなFX機能はありません。

そういえばKemperのルーパー機能の最大録音時間は30秒なんですよ!短いですよね(?)
DittoをKemperのストンプセクションのセンドリターンに入れてKemperでDittoのルーパーを使えるようにセッティングしておくと便利です!

以上です〜

 

 

 

 

 

tc electronic 1ボタン ルーパー DITTO LOOPER

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MJTで製作していただいたテレキャスについて

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少し前の情報になるのですが、去年の11月くらいからコンポーネント系のテレキャスをオーダーしていました。それが最近完成して、状態も落ち着いたので書き残しておこうと思います。
MJTでのエイジド加工や塗料を乾かすのに時間がかかったみたいで、完成まで1年弱程度かかりました。

 

MJTというアメリカにある有名なレリック加工の会社があります。
1950年ー1960年代に生産された個体の様にニトロセルロースラッカー塗装をして、且つリアルなレリック加工をしてくれる塗装業者です。


この話は前から耳馴染みがあって、もしテレを作る機会があるならこちらでオーダーしてみようと思っていました。ネックはワーモスに注文しました。

 

自分はナッシュとかのテレは触ったことがなかったのですが、ヘクセルマンがテレを弾いてたのとジュリアンレイジのようにホンキーなクランチがかったブティックテレでジャズをやりたいのと、ニエリみたいなフュージョンでも使えるようなプレイアビリティの高いテレが欲しかったのでオーダーするに至りました。あと雑に扱ってもいいギターが欲しかったです。
(この辺は思うことが結構あるので長くなりそうなので省略します。笑)
フルアコでジャズをやるのに対してちょっとマンネリしてきたというのもあります。

 

Julian Lage - "Nocturne" (Live In Los Angeles) - YouTube


なんだか途方なくだらだら話が続きそうなので、早速覚えてるところのスペックを書いていきたいと思います。

 

ボディ材
アッシュ

 

ネック材
ローステッドメイプル

 

ピックアップ
Lollar Special T セット

 

アッセンブリ
Emerson Custom Pre-Wired Kit 3-Way Telecaster

 

塗装
ガンメタルバースト

 


09-46


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みたいな感じです。指板Rは9.5でフェンダータイプよりも緩やかな感じでとても弾きやすいです。今使っているガスリースペックのSuhrのネックよりもちょうどいいかも。

 

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フレットはステンレスでミディアムトールくらいだった覚えがあります。
ピックアップはLollarの52 TシリーズとSpecial Tで迷いましたが、結果的にSpecial Tとエマーソンアッセンブリーの組み合わせは選択としておそらく(?)正解だったのかなと思います。


Special Tはフロントはクリーンのツヤツヤキラキラしすぎてないミッドレンジの太く前に出るコンプ感とモダンなスタイルにも使えそうな汎用性を持ってる感じがしました。リアはうなるようなドライブとホンキーなサウンドです。トーンを絞るとモコモコ不透明に潰れるというよりは音が丸くなって後ろに下がるという感じです。トーンを上げるとスパンキーで倍音を含むクリーントーンになる感じです。
(常套句じゃないですよ。笑 本当にそんな感じです。)


ただ若干トーンノブの振り幅が広く効きが良いのでアンサンブルを気にしながら適切な音作りを演奏中に判断して調整するのは難しいです。(スピードノブみたいに視覚的に判断できるメモリがついてないからっていうのもある。)これはほとんどのテレに言えることなのかもしれませんが...。


本当はLollarからピックアップを購入する時に一緒にLuxe.022uFと.015uFバンブルビーコンデンサを購入したのですが、ちょっとエマーソンのコンデンサから付け替えて試すまでのエネルギーはありませんでしたね...いつかやるかもしれないです。Luxeコンデンサは1951年ー1953年に使用されたテレのコンポーネントとパフォーマンスが同じらしいです。忠実なヴィンテージ仕様に準拠してるって感じですかね(?)
ちなみにSpecial Tはクランチサウンドが馴染むようにピックアップヘイトを調整してからちゃんと弾いてみると微妙にフロントの方が出力が高いような感じがしました。

(Nachoのテレキャスとかはロンエリスピックアップが乗ってるらしいのですが、それはとても入手困難なので諦めました。)


多分先入観と妄想なのですがウッディで温かみのある倍音を含む感じに鳴ってくれてるように感じますが、Quilterと小さめのキャビ/Kemperとモニタースピーカーで弾いてみただけでチャンプとかツイードアンプでは鳴らしていないのでまだはっきりこうですとは言えません...。(ブティックテレを弾いたことがないのでそもそもそれとは比較できないです。笑)

 

Special Tはシングルにしてはちょっと音が太めなのでハムに聞こえなくもないかな、って感じです。(この辺に関してはセッションの時に少し違和感があったので今度書き足すかもしれないです。)
ちゃんとしたジャズの音作りをしたいのであればミニハムとかP-90あたりを載せるべきなのかなと思います。自分はフュージョンもしたかったのとオードソックスなテレが欲しかったので今回はやめました。

 

組み込みは地元の工房に頼んで組んでもらったのですが、組み込み時はややピックアップが弦と離れすぎていたので音像がクッキリしない印象でしたが、その辺は調整の塩梅によってかなり良くなりました。

また、ネックの状態に関してですが組み込み前のネックはやや捻れていて若干ハイポジション側に音詰まりが出るのを予見してたのでそこだけ危惧していました。


工房での組み込み作業が終わったので念のため擦り合わせ前に一度弦を張ってチューニングした状態にしてもらい、後日工房にお邪魔させていただき弾いてみたところ音詰まりやビビりに関してはほぼ気になりませんでした。(微妙にナットを削りすぎた感は否めないですけどそこも許容範囲内でした。)
ネックポケット云々も音や加工精度に関して問題なく加工が終了しました。組み込み後にネックが動いたり弦落ち・センターずれするかなと見込んでいたのですがそれは完全に杞憂でした。工房さんが技術のある方でよかったです。

 

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組む前はどんな状態であれ擦り合わせは前提条件として目算してはいたのですが、工房のオーナーさんから「擦り合わせはまだしない方がいい(と言ったニュアンスのこと?)」と言ってたのでしばらくはこのまま使おうかなと思っています。


ローストされて湿気をだいぶ飛ばしていますが作りたてのネックは気温/湿度や張力によってかなり敏感に変化するので今は様子を見ていたいです。というかこの状態が割といい状態なので擦り合わせによって悪い方向にシフトしていきそうというのもあって、自分の中ではしないのが有力です。
元起き・捻れ・波うち等変な反り方をしないで、いい感じで反ってくれれば助かります。(そこは本当にお願いしますと言った感じです。)


ローステッドメイプルの恩恵なのかわかりませんが、一ヶ月経過した現在、まだ変な反り方とかはしてないです。工房から持ち帰った後は、サドル、オクターブ、ピックアップの高さ等は自分で納得いくまで詰めました。

 

ひとつだけ問題がありまして、塗装の工程上仕方ないのですがMJTによる指板面の塗装がどうしてもフレットの上にも被る形で塗膜が張り付いてしまっている状態に違和感がありました。オーダー時のメールでもフィンガーボードに関しては必要最低限の事以外何もしないでくださいと注文はしていたのですがうっすら押弦の跡が残るようエイジド加工がされていまして、(使い古したフレットって感じです)ほぼ全部のフレットにかかるように塗装が乗っていました。

 

これだとやはりベンド時や微妙に弦とフレットが擦れあう瞬間のゴリゴリ/ザリザリ感が気持ち悪いのでスポンジヤスリで500-3000まで磨いて最後にスクラッチメンダーをかけてツルツルにしました。ついでにフレットボードには黒鍵の位置にポジションマークのシールを貼るので指板上の押弦の痕の汚れみたいなのも落としました。(MJTさんごめんなさい)


バフ後は押弦の感触も変わらずデッドポイントも出ることなく無事終了しました。

それくらいですかね(?)
あとはMJTが供給しているペグが若干安物あるあるな感じの回り方でナットオイルを塗ったりしてもチューニングが弦の張力にだんだん負けてピッチが変化しやすいっていうところくらいですね。(微妙にネックが動いてるのもあるかもしれないです。)
ですがここも自分としては許容範囲内です。


それと若干ナットが低いので、左手の感覚的にローフレの方が弦高を低く感じすぎてしまうところをいつか直してしてみたいです。

 

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組み込み前の状態を何枚か貼っておきます。

 

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Xotic「SL Drive」

70年代Marshallをモデルに作られたSL(スーパーリード)のコンパクトペダルです。

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だいぶ前からガスリーがツアーで使っていて、Aristocratsのリフを弾いてみたかったので購入しました。

Xotic BB PlusとEP Boosterを買ったことがあるのでちょっと恐る恐るではあったのですが、結果的に好きなタイプのペダルでよかったです。

いい意味でXotic感がないというか...EPはクリーンがツヤツヤしてたりXoticのキャラクターが上塗りされる耳覚えがあったのですが(因みにEPはポップスとかには使いやすいです。)SLはそんな感じではなく、プレキシガラスのマーシャルに準えたスタンダードなサウンドが再現されていました。

 

Kemperの多少ゲインアップしたBogner Shivaドライブチャンネルをプロファイリングしたプリアンプの前段に繋いでディストーションの目的で使用しています。なのでクリーンチャンネルに対してペダルだけでドライブトーンを作る人には参考にならないレビューかもしれないということを前提に書いておきます!

 

昨今のギャギャっとした鉄鉄しいハイゲインメタルのような音色ではなくもっとアンプライクで且つザクザクしたプレキシサウンドですね。

ギター側のボリュームの追従性はまあまあ、といった感じですが、このペダルをオンにしていて且つギター側のボリュームを落としてクランチで使う...ということはまあまずない(?)と思うんですがどうなんでしょう。僕はハイゲインサウンドが欲しかったのでディストーションを使いたい時にオンにする感じです。

ドライブペダルというより、主力はディストーションな気がします。

 

このSLと他のドライブ系のペダルを多段がけにして歪みを作るという話を聞くのですが、僕の環境ではSL単体でDIPスイッチのキャラクターを決めて、トーン/ドライブつまみで音作りしていく方が違和感が少なく感じました。他のドライブペダルとの相性はゲインの帯域が重複して相殺されてしまう部分も大きかったです。

 

ちなみに今回昇圧コンバータもセットで検証してみました。正直15Vと18Vの出音はそこまで大きく変わるものではなかったのですが9Vと比較すると違いは顕著でした。音圧がどうこう、というよりもピッキングのレスポンスがより繊細になっていく感じですね。ダイナミクスが大きくなるのでコンプ感が減ります。あとノイズも少ないです。

(そういえば昇圧スイッチを切り替えるときはなるべくアンプのスイッチをオフの、或いはボリュームを0にした状態で切り替えた方が良いです。ボンっという破裂音がするのでスピーカーに良く無さそう。)

 

昇圧によってアンプライクになるかと言われると、元々SLペダル自体の出音がアンプっぽいのもあってそこまで実感はできませんでした。


筐体のバックパネルを開けてDIP Switchの配列をブレンドさせて様々な音色を作ることができます。

このスイッチを切り替える事で中音域をブースト/カットしたり低音域のレンジを広げたりできるのですが、配列によっては結構出音が変化するので好きな兼ね合いを見つけて...っていう感じですね。特に4番のDIP Switchのトーンキャラクターの特質が濃かったです。ミッドスクープされたハイゲイン、いい意味でスクエアな感じがありました。(自分はオフにしてます)

 

どのDip Switchの配列も割とカリッとした印象なのでローミッドに広がりがある昨今のモダンフュージョン系のジャンルが好きな人には不向き(?)かなと思います。あとはToneを絞ると音量にもそこそこ影響があるという部分もありましたが個人的には結構好きなタイプのドライブペダルでした。

 

裏蓋を開けないといけないためDip Switchへのアクセスが不便だなという難点もあるのですが、Xotiqueのジャパンショップで内部ディップスイッチを筐体の側面に配置されたモデファイ・モデルを発売しています。

ほしい。

Mad Professor「Super Black」

クリーンのキャラクターを補正するために買いました。

このSuper Blackは60年代ブラックフェイスのトーンを再現したエフェクターみたいです。

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試してみたので一番驚いたのがやっぱりGain部分でした。Fenderアンプ特有の、ボリュームを上げていくことで徐々にブレイクアップゲインが乗算されていくアンプライクな挙動が再現されてますね。じわじわピークを迎えてくる感じが好きです。それもボリュームは下げ目にしながらブレイクアップさせれると言うのが素晴らしいですね!(Quilter 101 Reverbを思い出します)

 

ただゲインの挙動が一般的なドライブペダルとはかなり違う感触なので、ゲインとボリュームのスイートスポットの兼ね合いが難しいですね。どの足し合わせでも許容範囲内...と言うか、合格点を出してくれるのでどの辺に設定すれば良いのか...と言う意味で難しいです。

 

色々書いたのですが、自分の場合はあくまでもクリーン補正としての用途なので、あまりGainを上げすぎないと言う意味ではクリーントーンの設定はしやすかったです。ベースのつまみは値を大きくすると輪郭をぼかさない具合に膨らむ挙動を持つタイプでした。硬質な感じが残るというか...。

ミドルは右に回すと僅かにゲインも加算されているような気がしないでもないですね、レスポンスが早くなると言うか、、。ピッキングニュアンスの追従性が上がるというか...。

 

また、ブラックフェイスにはモデルによってベースの帯域とコンプ量に差異があるらしく、キャラクターを切り替えられるトグルスイッチが筐体に付いています。ベースにもっと膨らみが欲しい場合は左に右に倒すと僅かにカットされます。

 

右チャンネルにはSweet Honey ODの回路が足されています。ただオリジナルのSHODのFocus部分の回路がオミットされていますね。オリジナルの回路と対照して比較した訳ではないので具体的な事がわかりませんが、一部回路がない分全く同じ出音でSHODを使えるって言う訳ではなさそうですが、どうなんでしょう...。

でも個人的にはツーノブでも好きなタイプのドライブチャンネルで、On/Offスイッチが独立しているので単体でSHODを使用することもできるのがポイント高いです。

自分はSHOD側のドライブを0にしてボリュームだけを設定しておいて少し音量を上げたい時に踏むブースターとして使用しています...が、割と好きなタイプのドライブのキャラクターだったのでちょっと勿体無いですね。

 

地味にプレゼンスのつまみがついてるのも良いですね。

Jetter Gear「AltairⅣ」

こちらのエフェクターも前の記事の方に教えていただいたものです!

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AltairⅣはすでに廃番になってしまっていてたまーに国内のフリマサイト等で出現するらしいのですが、僕が探した時は国内のみならず国外にすら売ってない状態でした。

色々海外サイトを探し回っているとたまに出品者がいたのですがローカルディールのみで国外発送はしてない等で入手困難な状態が続いたのですが、たまたま日本に発送してくれる方がいて、購入するに至りました。

 

USPSで発送され、今日届きました。一週間くらいで届きました。早い!(ちなみにコロナの影響で送料が結構高くなっています。)

 

AltairⅣはデュアルチャンネルODで、左チャンネルはGS124とGS167の中間あたりのサウンドと説明されていました。右チャンネルはロー/ミドルゲインを念頭に設計されている感じですがゲインをフルまであげると結構歪みます。

 

このAltairⅣは割と癖のある感じで、原音を尊重しながらドライブを足していくと言うよりは、スイッチを踏むとAltairⅣのキャラクターが加わる挙動を持つODでした。

 

使い方は、、

「右チャンネル」ではクランチからドライブを守備できるようなサウンドを作っておいて

「左チャンネル」をOnにして多段掛けしてブーストさせてガッツリリードを弾くとかですかね。ギター側のボリュームを落とすとカリッとしたクリーンになるのでジャズのように芯を残しつつクリーンを作るのは無理そうです。

ギター側のボリューム操作によるクリーンに対してはゲインが落ちにくいので、常時Onにしたりする使い方には不向きな印象でした。(硬質なキャラクターが残ってしまいます。)ジャズブルースみたいなのは守備範囲外かもしれないです。

(上手く作れる人はできるのかもしれないけど自分は無理そうでした。)

 

まだ到着して一日目なので満足するまで検証できてないのですが、アンプ側のゲインを落としてAltair側のゲインを上げすぎるとZendriveみたいなやや硬質でクワッとしたホンキートーンに寄ってしまうのでその辺の塩梅が重要なのかなあと思います。ちゃんとAltair側のレベルを上げ目にしてローミッドを確保しながらゲインを足していくのがおすすめです。Contour(トーンですね)も結構上げ目にして使うのがいいと思います。

 

Tchulaがレンジ広めで原音に絡みつく感じでピッキングニュアンスに対しても忠実な動きを持つのに対してAltairは独特なコンプ感がありました。幅広いジャンルをカバーできると言うよりは完全にフュージョンプレイヤー向き、って感じです。笑 レガートとか弾いてると楽しくなるタイプのエフェクターですね!

これは結構好み分かれそうな感じありますね。ちなみに僕は好きでした。

 

ちなみにゲルマニウムダイオードが乗っていないオリジナルのTchulaだと常時OnのTchulaのドライブと相性良かったりする気がしますがどうなんでしょう。僕のBlack MambaのTchulaにAltairⅣの右チャンネルを掛け合わせるとどうしてもゲルマのファズを含む帯域も一緒に増幅されてしまうようで使いにくいのでオリジナルと比較してみたいですね。

 

追記

2022/1/30

フットスイッチが案の定壊れました。笑

このペダルはフットスイッチの壊れやすさに定評があるので...

同じ問題を抱えてる方が一定数いたのと知人にもいずれ壊れるよと忠告はされていました。

 

PCBなのでスイッチだけ取り外すのに苦労しました。実装基盤側のハンダを吸い取り器で全て除去したのですが案の定取れなかったので、3PDTスイッチを解体してプラスチック部分をニッパーでみじん切りにしてから8点スイッチを一本ずつ抜いていきました。

 

2022/2/16

結構遅くなってしまったのですが、資材が揃ったのでちゃんと3PDTスイッチをインストールし直しました。

結果から言うと、かなり出音が変わってびっくりしました。明らかに出力が増して、全体的に音が分厚くなりました。スイッチと基板の接触が悪いからか、修正前の状態はちゃんと通電されてなかったみたいですね...。

 

 

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全て除去した状態